2010.5.14 自交総連情報タイトル

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 自交総連は5月7日、東京・自交共済事務所で第2回中央闘争委員会(第4回常執)をひらき、2010年春闘の最終決着にむけた今後の対策を検討し、以下の方針を決定しました。

2010年春闘の最終決着にむけた今後の対策

1.第1回中央闘争委員会以降のとりくみ経過

(1) 具体的な闘いの経過と到達点

@ 第1回中央闘争委員会(4月7日)の決定
(略=4.8付情報参照)

A 統一行動のとりくみ結果
 統一行動の配置と実施状況は、次のとおりである。
 4月14日 全国統一ストライキ(第3次統一行動)(4.16付情報参照)
 4月24〜27日 春闘決着をめざす統一行動ゾーン(第4次)

2.春闘の現状と到達点、今後の対策について

(1) 春闘全体の流れと自交春闘の現状

  (別紙参照)

(2) 今後の対策について

 1) 5月中最終決着をめざし個別対策強化を
 ○ 各地連(本)は、それぞれの闘争状況をふまえ、ストライキを含む統一行動の独自設定と団体交渉の促進により、5月中の最終決着をはかる。

 ○ 各地連(本)は、第1回中央闘争委員会で確認した春闘の3つの解決基準をふまえ、未解決組合への援助・指導など個別対策を重視する。

 2) 減車闘争の継続・強化、企業の社会的責任の追及を
 ○ 地域計画に盛り込まれた過剰車両数の確実な減車など社会的公約の完全履行を求める闘いを継続していく。この際、増車・運賃競争の温床となっている最低賃金法違反の地域的一掃、累進歩合制度の廃止や名義貸し行為の禁止にむけたとりくみ強化を重視する。

   3) くらしと雇用、平和を守る闘いのとりくみ強化を
 ○ 労働者派遣法の抜本改正、最低賃金時給1,000円の実現、後期高齢者医療制度の廃止など国民的課題と結合した共同のとりくみを重視し、5・19中央行動や5・28労働者決起集会への参加を行う。

 4) 組織拡大月間で対話と宣伝、加盟促進を
 ○ 2010年1月以降の新規加盟は、5地方7組合94人であり、成果は一部の地方にとどまっている現状にある。すべての地連(本)は、引き続き、「組織拡大月間」(3〜5月)の中で、職場内非組合員や未組織労働者、中立組合・親睦会への加盟呼びかけを積極的に行い、1地域1組合の加盟実現など組織的前進をめざす。
 【新規加盟状況】
東京=3組合56人(タクシー)、大阪=1組合4人(観光バス)、山口=1組合5人(タクシー)、福岡=1組合20人(タクシー)、 鹿児島=1組合9人(自教)

 ○ 各ブロック協議会は、可能な限り未組織宣伝行動を計画し、空白県の組織化など含め組織拡大のとりくみ強化をはかる。その際、地方(地域)労連との連携を重視し、共同の成果として組織化が結実できるよう努める。

以 上

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